飲める水を考える

知り合いから引越し先の既存井戸の水は飲めるのかと聞かれた。
せっかくなのでまとめてみる。
答えは「飲める」である。
正確には「どんな水でも飲むことは出来るがその後はどうなるかはわからない」である。
通常、飲み水に使う水は水質検査をする。
現在(07.5)は水道法において50項目の水質基準が制定されている。
井戸水などでは飲用に掘って使用する際に50項目の水質検査をしなければならない。安全を確かめるためである。
ただ既存の井戸、特に以前に使用していた井戸においては当然上記の行為は行われているものと思われるので特段確認の必要は無いと思われる。
ただし水質基準の50項目の縛りは平成16年の法改正において項目数が増えたためそれ以前に掘った井戸であれば当然その当時の水質基準でしか検査していない。
水質基準はその時々の測定技術の向上や有害性が見出された物質について変更されてきている。ある種、いろんな意味で基準を作る側の都合によるものによる影響が多いように見受けられる。
では、どんな飲み水が飲み水に利用できるか、飲み続けても健康を維持できる水である。
そもそも自然界にはいろんな物質がありすぎて地下水に含まれている物質全てを把握することは困難を極める。たとえ含まれている物質が全てわかったとしてもそれらの全ての安全性の確認は難しい。
というわけで、自分が引越し先で井戸水を使うかどうかに直面したときどうするかを考える。
まず、色を見る。
汲み置いて変化が無いか調べる。
問題が無ければ飲んでみる。
おいしく飲めたなら、以前に利用していた人が慢性的な疾病がなかったか調べる。
それが無理なら周辺に同じような病気の人が多くないか(周辺地域が井戸水を利用して同じような病気が出るいわゆる風土病)さりげなく調べる。
それでも不安が残ったら、一般細菌、大腸菌、カドミウム、鉛、砒素、総水銀、硝酸態窒素、亜硝酸態窒素、市街地などの場合ならトリクロロエチレン、テトラクロロエチレンを調べる(でも、ホントの街中なら飲まない)。基準を超えていたら飲まない。
ただ飲む場合でもしばらく水に慣れるまでは生水はあまり飲まないようにする(煮沸する)。
それでも不安が残ったら水道水をひく。
以上である。
飲めなくても洗濯や庭の水撒き、野菜の洗浄、果物を冷やしたりとかには使えて便利だと思う。
自分的にはヒートポンプの実験用に掘りたいところなんだけどね。

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